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約1億年前(98.89+/-0.62 Ma)に起源をもつ、恐竜時代のビルマ琥珀(バーマイト)の虫入りです。
体長1.1mmの非常に珍しい甲虫の科、Lepiceridae(和名なし)が含まれています。Lepiceridaeの現生種は中米から南米北部にかけてわずか3種が知られているだけで、最初に記載されたのは1855年に遡るものの、近年まで生態もほとんど不明でした。2005年以降各地でまとまって発見されるようになり、河川脇の小石の割れ目やその下、河川からは少し離れた高湿潤の混合林、プランテンとカカオの混合農地など、ほかのツブミズムシ亜目の甲虫とは異なり、水棲ではないことも明らかになりました。
出品者も3種の現生種のうち2種までは標本を見ていましたが、2016年の7月に、ビルマ琥珀からはじめて見つけたときはびっくりしました。やはり旧世界にも居たのか!と。このように現在は新世界(の特に熱帯・亜熱帯地域)からしか知られていない甲虫のタクサが旧世界の化石から見つかる例としては、ビルマ琥珀では先に出品した Smicripidaeもそうです。またバルト琥珀でも同様の例があります。こうした歴史生物地理学的パターンの成因について考察してみるのも興味深いですね(別の興味を惹く隔離分布パターンの甲虫についても出品予定です)。
茶色系の琥珀ですが、Lepiceridae自体が琥珀の表面近くに位置しているためクリアに観察できます(反対側から研磨すれば、右側も同程度には見えると思います)。Lepiceridaeの頭部側にいる甲虫はアリヅカムシ Pselaphinaeで、左側面に虹色の膜が張り付いているためクリアには見えません。琥珀の深い部分に蚊亜目の蠅が2頭含まれています。寄生蜂ではないかと思いますが、0.2mmくらいのやたらと微小な昆虫も含まれています。
琥珀の大きさ:15x11x6mm
#5908
画像1:Lepiceridae左背側面(上右)、自然光・黒背景での琥珀全景(下)
画像2~3:Lepiceridae左背側面(画像3の左手の甲虫はアリヅカムシ)
画像4:透過光
画像5:自然光・白背景
画像6:手のひら
画像7:白タイル背景
画像8:空背景
画像9:自然光・黒背景での蛍光反応
画像10:UVライト照射時の蛍光反応
| 商品の状態 | 目立った傷や汚れなし |
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