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貴重な超初版セットです。
以下は、ネットに出てた本作の紹介文です。
既に30年も前の作品になりますが、当時この本を手にした方の多くが、いまだに鮮烈な印象を心にとどめているようです。
実際、現在確認できるレビューをあさってみると「もう一度読みたい」「夏になるとこの小説を思い出す」といった書き込みが多数。
読み手の心に深くしみ込み、その印象を強く残す小説『もうひとつの夏へ』。
本作の表紙と挿絵は当時人気イラストレーターだった岡崎武士さんが担当。
この爽やかなイラストを目にとめて購入した方も多かったようです。
ところがその内容はというと、イラストからは全く想像できないようなゴリゴリのハードSF。
なんといっても物語の大筋が『2つの異なる世界線が不慮の事態により衝突し、消滅しかかっている危機』。
そしてこの危機を回避するために主人公がとる手段が『ネット空間に魂をログイン』。
“世界線”や“ネットへの全人格アクセス”といえば、今でこそさまざまな映画やアニメの影響により創作上の共通言語として確立しておりますが、当時は相当マニアックな概念だったはずです。
しかもそれらが主人公の目を通して語られる様子、例えば序盤の『別の世界線の重層』や、後半の『サイバースペースへの没入』は異様なリアリティ。その迫力は今でも十分通用するどころか、むしろ斬新さすら覚える程。
実はこれらのメソッドは海外の一流SF作品のオマージュが織り込まれており、作中でもフィリップ・K・ディックやウイリアム・ギブソンといったSF界の大巨匠の名前が度々登場します。
本作にはどこか「若い読者に少しでも高次元のSF世界を愉しんでもらいたい」といった筆者の強い想いが込められているようにも感じられます。
結果として本作は 一見、青少年向けのラノベの様相でありながらも、極上のSFエッセンスを濃厚に取り込んだ、なんとも不思議な読み応えのある作品となっているのです。
文章はことごとくかみ砕かれ、流れるように読み進めることができ、登場人物の設定などもあえてティーンエイジャーを配し、活劇調にすることで若い読者がよりとっつきやすい物語となっています。
本作はSF小説でもあり、青春小説でもあり、純文学でもあり、ライトノベルでもありながら、そのどれでもないという、一種独特の形容しがたい存在感を放ち、読み手の心を鷲掴みにするのです。
| 商品の状態 | 傷や汚れあり |
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オススメ度 4.2点
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